毎年この時期になると
広島、長崎と続き、先の無謀な戦争のことを思う。

こんなに身近に戦争を感じているのは祖母の影響が大きい。

祖母は毎年夏になると戦争の話をしてくれた。

夫(つまり私から見ると祖父)は私の父が生まれて一歳にならない時に戦争に行った。そして終戦して帰ってくるときの船でコレラに罹り亡くなったのだと。


後々父に聞いた話と紡ぎ合わせると、
昭和19年の終わりから20年のはじめ頃出征したらしい。だから戦争末期。憲兵なので軍隊の警察みたいなもので別に行かなくても良かったのに志願したらしい。しかもそんなに若くない28歳頃だった。

行ったところは中国の南の方。

「祖父はどんな想いで志願したのだろう」と考えるが平和ボケしている自分には想像もつかない。

世間がそんな雰囲気だったのだから、当たり前だったのだろう…

祖母は割と素直じゃないご老人だった。それは寡婦になって子供を育てなければならない悔しさ、悲しさが人生に色濃く残っていたからかもしれない。

今なら分かるのだが、小さい頃は「頑固な母親をイジメる婆さん」という感じしかなかった。

毎年戦争の話も同じなもんだから、私も飽きて適当に聞いていたけれど、今だったら、「おじいちゃんがいなくなってどうだったか」「若い頃の楽しみは?」みたいに会話できたかもしれない。

祖母が亡くなって6回目の夏。
月命日が祖父と同じ20日。

実家に帰って墓参しよう。

そして平和な時代に生まれ、祖父や祖母が守ってくれたからここにいることを感謝する日。

そんな日にしたい。






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