三島由紀夫のことが気になり始めたのは
2017年11月25日が近くなったある日でした。

11月25日は三島由紀夫が自殺した日。
1970年のその日、市ヶ谷の自衛隊駐屯地で演説をしその後割腹自殺を図り
介錯させて果てました。

三島由紀夫を昔読んだことがあります。
「レター教室」というやつであらすじはほとんど覚えていないけれど
手紙の書き方を教えてくれているものだったのかな(違ってるかしら)

そのほかには難解な文章というイメージで、生まれる前の出来事だし
全く興味がなかったのですが・・・
連れが三島由紀夫に興味がある人でインタビューを見せられ
「三島は日本の未来を憂いて死んだ」とか言うもんで
少し興味がわいてきました。

ネットで検索していると
三島由紀夫が自殺した前後を有名人がどう感じ、行動したのかを描いた
中川右介著昭和45年11月25日―三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃 (幻冬舎新書)
に辿り着きました。

文壇、政治家、音楽家、演出家、芸能人・・・
その日どうしていたか、どのように感じたかを後の書籍などから丁寧に拾い上げ
三島の死が与えた影響を示している書籍です。

高度成長で失われる日本人に絶望して死んだんだろうけど
死ぬのはずるいよなぁ。
死ぬことによって自分の存在を昇華させることはできるけれど
やはり三島には生きて批判し続けて欲しかったなぁと。
私自身はそう思いました。

三島の作品は偽悪的で読みにくいので多分読まないかもしれないけれど
三島を描いた評論などを読んでみたいなぁと思いました。

読まないけれど、昨日のブログで書いた
「命売ります」が奇しくも三島の作品でしたので
ドラマで堪能することにします。

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