前のブログでは、私がなぜペーパードライバーから脱しようと思ったのかを綴った。
今回は、脱出方法を書いていく。


1)ペーパードライバー講習
「運転したい」を実行に移すべく調べたのは「教習所」である。
自転車やスクールバスでも行けそうな教習所で
ペーパードライバー講習を行っているところが何件かあったので価格を比較してみた。
1時限50分で税抜5500円〜7000円だった。
条件はだいたい同じで、2月〜3月は繁忙期で行っていないということだった。
高校卒業した生徒や転勤で住む場所が変わるなどで通わざるを得なくなっった人が多くなる時期だ。
私は12月だったので何とか間に合った。

その中から、私は自転車で25分程度で行ける教習所に決めた。
電話をして予約を取る。ワクワクしてきた。
当日、教習所の受付で「ペーパードライバー講習」であることを申し出ると
料金を支払い「講習時間の5分前に呼び出しあるので◯番の車のところに行ってください」と言われた。
時間が近づいてくると、実技講習を受ける人達がだんだん集まってくる。

「どんな先生かドキドキするなぁ」と思いながら車に向かう。
普通のやさしそうな先生だった。私より確実に若いと思うけれど。

まずご挨拶。その後、何年乗っていないのか?乗った回数を聞かれた。
正直に答える。「だいぶ乗ってないし、こんな歳からやるんか?」と思われているかもしれないが、どう思われてもいいくらい「車に乗れる」ことが嬉しい。
まずは運転席に乗り込むところから始まる。

座席ってこんなだったかな?意外と深く座れるなぁと思っていると
「まずは基本的なことからね、座席の調整の仕方はわかりますか?」
もちろん覚えてない・・・教えてもらう。
「なるほど」などと相づちを打ちながら確認する。
次にミラーの調整だ。
30年前からこうだったのか??あんまり覚えていないけれど
言われるがままに行う。
それからハンドル、レバー、アクセル、ブレーキ、サイドブレーキ、ワイパー、方向指示器の動かし方や各種機器類の見方をざっくりと教わる。

それからシートベルトを締めて、スタートボタンを押したら「まずは動かしてみましょう」
恐る恐るアクセルを踏む。
「おおー動いたぁ」感動。これが夢にまで見た運転。

教習所内をなんとか一周した。冬なのに汗を掻いている。
肩に力がはいっているのがわかる。

そんなガチガチな私を見てか先生は
「大丈夫、この中(教習所内)だったら、何とかなるから。」
と慰めるように言った。

何周かした後に、教習場内の中の方、
坂道発進のエリアに突入することになった。
数十年前に取ったときはミッション車だったが、今はほとんどがオートマチック車だろう。
坂道発進がメインイベントだったよなぁ。エンストしないようにすることとか下がらないようにとか散々練習したわ。
と感慨に耽っている間もなく、オートマ車で坂道を登って下る。
これ意味あるのかわからないけれど、
坂を下ってすぐに信号があるので、ちゃんと止まるかの練習なのかも。

それから、「ここに民家があると思ってください。見通しの悪いT字路のつもりで」と言われ右左を確認したり、信号のある交差点を曲がったりの練習を繰り返した。

そしてクランクやS字にも侵入した。苦手だったやつ。案の定脱輪・・・
車幅感覚を養うものだろうけど、実際にこんな事あるのか?と思いながらやっていたのでね。

そうこうしているうちに、あっという間に50分が終了した。
車を降りる前に先生からは「これからも頑張って練習して」と言われたので、おそらく及第点は取れていたと思う。(多分・・・)

感想は、怖かったけど楽しかった〜♪
やっぱりスピードを出すのが(って制限時速40㌔)怖い感じがした。
カーブの手前でブレーキ踏んで、カーブを過ぎたらアクセル踏んで(スローインファストアウト)という技法(?)が、18歳のわたしの脳裏に焼き付いていたが、やっと実践できた。
30年も要らない知識を後生大事に持っていて良かった。

この教習所での体験で得たものは、車に乗ってから動かし、止める時の一連の動作がわかったことだ。
まずスタートボタンを押して、シフトをPからDへ入れて、サイドブレーキを外す、止めるのはその反対。
それすら覚えていなかったから。

そして、30年前はキーを回していたけれど、今はスタートボタンなんだね。
遅すぎって・・・

帰りは火照った顔に心地よい冬風を受けながら自転車で帰った。
やり遂げた満足感があった。

さぁ次はどうする?

つづく・・・