前回は、「教習所」での有意義な時間について書いた。
1回運転したぐらいでは、公道を運転することは難しいことは自明の理である。
しかしもう一度「教習所」に行くつもりはなかった。
ちゃんと教えてくれる感じがしなかった。
それは後になって当たっていたことがわかる。
だからもう一度調べる「ペーパードライバー 講習」
続いて候補に上がってきたのは、プライベートレッスンである。
わざわざレッスンするのか・・・どのレッスンもめっちゃ高い。どうしよう・・・と悩んだ。
1週間は悩んだか。
しかし私は意を決して申し込んだ。
ええいっ諭吉1枚と漱石4枚が120分で飛んでいくんだと思うとめまいがしたが、
それでも運転したい気持ちが勝った。
申し込むに当たっては、レビュー等をかなり読んだ。
いくつかまとめサイトみたいなものもあったが、それを選ばず
初めてのレッスンは、個人でサイトを運営している先生を選んだ。
テレビに出たことがあるようで、それで検索にひっかかった。
かなり有名なテレビ番組なので信用した。
レビューにも30年以上ペーパードライバーだった方の運転記録もあったので安心できた。
選ぶならそういった事例がたくさんある見れるところがいいと思う。
さて、当日、自宅から5駅離れた駅で待ち合わせ。
次のレッスンの都合で最寄り駅までは来てもらえなかったのだ。
ホームページには範囲に入っていたのだが、後で聞くと最近はあまり来ていないと言っていた。
(それなら、外しておいてほしかったけれど)
時刻の少し前にショートメールで車種と色、ナンバーが送られてきた。
すぐに見つけられたので挨拶をする。
スポーツマンタイプみたいな精悍な顔立ちの愛想のいい感じのいけおじだった。
それだけでも少しホッとする。ただでさえ公道に出るのが30年ぶりなのだし、緊張も少しはしている。
免許証を見せようとしたけれど
「いらんいらん、乗って乗って」と促されたので早速乗り込む。
この間教習所で習ったことを思い出さなきゃ・・・
あれっどうやったかな??
乗り込んでからすることが思い出せない。
まごまごしていると、先生が教えてくれる。
座席位置の調整、ミラーの調整、エンジンのかけ方、シフトレバーの位置等々。
教習所の車と違っていたのが、サイドブレーキが左足にあることだった。
そうそう、普通の車ではあるが補助ブレーキがついている特別仕様車であることを付け加えておく。
では、出発!!駅前のロータリーをゆっくりと進行する。
道路に出る前に一旦停止、左右確認して右折。
先生は、私が動く少し前に次の指示を出してくれる。
交差点に差し掛かる。私は公道を走っていることにドキドキしていた。
赤・・・止まる。
「まず止まる位置は、前の車の後輪が見えなくなるくらいまで、これが適正な車間距離」
との指導。
青になったら右折する。
「歩行者いないか見てね〜、はいOK」とすぐに言われるので、
私はほとんどちゃんと見えていないが、先生がちゃんと見てくれているので安心だ。
後でミラーの見方を反芻して教えてくれる。
やはり公道は教習所と違って怖い。
二車線の隣の車は車線変更してくるし(当たり前だろ)
自転車は横を通るし(通らしてあげなはれ)
先生は、一つ一つ視線のポイントを教えてくれる。
そして、駐車を練習するポイントまでやってきた。
比較的交通量が少なめで、広くスペースを取ってあるところを選んでくれていた。
土地勘があって、そういった場所を知っているかどうかはめちゃくちゃ大事な要素よな。
知らなかったら商売はできぬ。
しかし、駐車・・・経験したことがない。
免許取り立てで乗った2回は駐車をせずに、父に任せた記憶。
先生の言われるまま何回練習したのか・・
結局その日は全くできないまま終わったのだった。
駐車苦手・・・
先生との合間の会話
「これ(このレッスン)受ける前、どっか(習いに)行った?」と聞かれたので
「教習所に行きました」
「なんぼやったん?」
「6600円です」
「あほやなぁ、あんなとこいっても意味ないで。一周ぐるっと廻るだけやし」
「いや、まぁ30年乗ってなかったから・・・」と言う私の声はかき消され
「いやぁぁぁもったいない」
でもほんとにそうかもしれないなぁと思った。
一発目にこのレッスンでも良かったのかも。
そんな時、人は失ったお金をビッグマックに換算するのはなぜだろう。
「ビッグマック10個以上食べられたわ」と。
まだまだつづきます。
1回運転したぐらいでは、公道を運転することは難しいことは自明の理である。
しかしもう一度「教習所」に行くつもりはなかった。
ちゃんと教えてくれる感じがしなかった。
それは後になって当たっていたことがわかる。
だからもう一度調べる「ペーパードライバー 講習」
続いて候補に上がってきたのは、プライベートレッスンである。
わざわざレッスンするのか・・・どのレッスンもめっちゃ高い。どうしよう・・・と悩んだ。
1週間は悩んだか。
しかし私は意を決して申し込んだ。
ええいっ諭吉1枚と漱石4枚が120分で飛んでいくんだと思うとめまいがしたが、
それでも運転したい気持ちが勝った。
申し込むに当たっては、レビュー等をかなり読んだ。
いくつかまとめサイトみたいなものもあったが、それを選ばず
初めてのレッスンは、個人でサイトを運営している先生を選んだ。
テレビに出たことがあるようで、それで検索にひっかかった。
かなり有名なテレビ番組なので信用した。
レビューにも30年以上ペーパードライバーだった方の運転記録もあったので安心できた。
選ぶならそういった事例がたくさんある見れるところがいいと思う。
さて、当日、自宅から5駅離れた駅で待ち合わせ。
次のレッスンの都合で最寄り駅までは来てもらえなかったのだ。
ホームページには範囲に入っていたのだが、後で聞くと最近はあまり来ていないと言っていた。
(それなら、外しておいてほしかったけれど)
時刻の少し前にショートメールで車種と色、ナンバーが送られてきた。
すぐに見つけられたので挨拶をする。
スポーツマンタイプみたいな精悍な顔立ちの愛想のいい感じのいけおじだった。
それだけでも少しホッとする。ただでさえ公道に出るのが30年ぶりなのだし、緊張も少しはしている。
免許証を見せようとしたけれど
「いらんいらん、乗って乗って」と促されたので早速乗り込む。
この間教習所で習ったことを思い出さなきゃ・・・
あれっどうやったかな??
乗り込んでからすることが思い出せない。
まごまごしていると、先生が教えてくれる。
座席位置の調整、ミラーの調整、エンジンのかけ方、シフトレバーの位置等々。
教習所の車と違っていたのが、サイドブレーキが左足にあることだった。
そうそう、普通の車ではあるが補助ブレーキがついている特別仕様車であることを付け加えておく。
では、出発!!駅前のロータリーをゆっくりと進行する。
道路に出る前に一旦停止、左右確認して右折。
先生は、私が動く少し前に次の指示を出してくれる。
交差点に差し掛かる。私は公道を走っていることにドキドキしていた。
赤・・・止まる。
「まず止まる位置は、前の車の後輪が見えなくなるくらいまで、これが適正な車間距離」
との指導。
青になったら右折する。
「歩行者いないか見てね〜、はいOK」とすぐに言われるので、
私はほとんどちゃんと見えていないが、先生がちゃんと見てくれているので安心だ。
後でミラーの見方を反芻して教えてくれる。
やはり公道は教習所と違って怖い。
二車線の隣の車は車線変更してくるし(当たり前だろ)
自転車は横を通るし(通らしてあげなはれ)
先生は、一つ一つ視線のポイントを教えてくれる。
そして、駐車を練習するポイントまでやってきた。
比較的交通量が少なめで、広くスペースを取ってあるところを選んでくれていた。
土地勘があって、そういった場所を知っているかどうかはめちゃくちゃ大事な要素よな。
知らなかったら商売はできぬ。
しかし、駐車・・・経験したことがない。
免許取り立てで乗った2回は駐車をせずに、父に任せた記憶。
先生の言われるまま何回練習したのか・・
結局その日は全くできないまま終わったのだった。
駐車苦手・・・
先生との合間の会話
「これ(このレッスン)受ける前、どっか(習いに)行った?」と聞かれたので
「教習所に行きました」
「なんぼやったん?」
「6600円です」
「あほやなぁ、あんなとこいっても意味ないで。一周ぐるっと廻るだけやし」
「いや、まぁ30年乗ってなかったから・・・」と言う私の声はかき消され
「いやぁぁぁもったいない」
でもほんとにそうかもしれないなぁと思った。
一発目にこのレッスンでも良かったのかも。
そんな時、人は失ったお金をビッグマックに換算するのはなぜだろう。
「ビッグマック10個以上食べられたわ」と。
まだまだつづきます。
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