腹は立てずに横にして

日々の想い、思い出話、雑然とした心の中を綴ります。
たまに毒っ気あり。

カテゴリ: 日々のこと

阪神タイガースが巨人戦を甲子園球場で行う(予定)

今日は天候が怪しい・・・

これを書いている12時現在、甲子園球場付近はそこそこ雨が降っている。

阪神園芸さんが頑張ってくれて18時〜行えるかも。

歩があるのは、明らかに巨人である。

なぜなら、巨人は直接対決を2敗したとしても

巨人が他球団の試合を2敗しても優勝できる。


でも、何よりもプロ野球が最後まで盛り上がっているのがいいのだ。

このドキドキが止まらない!

投手が菅野VS才木のエース対決というのがまたいいわ〜

楽しみすぎる。

テレビがないので、ラジオかYouTUBEの実況しかないのだが

ネットの反応を見ながら観戦するのも楽しい。

昨年の優勝も堪らなかったが、

こういったジリジリした試合もいい。

とにかく、選手には怪我なく戦ってほしいと思う。

プレーオフも楽しませてもらいたいから。




前回は、「教習所」での有意義な時間について書いた。
1回運転したぐらいでは、公道を運転することは難しいことは自明の理である。

しかしもう一度「教習所」に行くつもりはなかった。
ちゃんと教えてくれる感じがしなかった。
それは後になって当たっていたことがわかる。

だからもう一度調べる「ペーパードライバー 講習」
続いて候補に上がってきたのは、プライベートレッスンである。

わざわざレッスンするのか・・・どのレッスンもめっちゃ高い。どうしよう・・・と悩んだ。
1週間は悩んだか。

しかし私は意を決して申し込んだ。
ええいっ諭吉1枚と漱石4枚が120分で飛んでいくんだと思うとめまいがしたが、
それでも運転したい気持ちが勝った。

申し込むに当たっては、レビュー等をかなり読んだ。
いくつかまとめサイトみたいなものもあったが、それを選ばず
初めてのレッスンは、個人でサイトを運営している先生を選んだ。
テレビに出たことがあるようで、それで検索にひっかかった。
かなり有名なテレビ番組なので信用した。
レビューにも30年以上ペーパードライバーだった方の運転記録もあったので安心できた。
選ぶならそういった事例がたくさんある見れるところがいいと思う。

さて、当日、自宅から5駅離れた駅で待ち合わせ。
次のレッスンの都合で最寄り駅までは来てもらえなかったのだ。
ホームページには範囲に入っていたのだが、後で聞くと最近はあまり来ていないと言っていた。
(それなら、外しておいてほしかったけれど)

時刻の少し前にショートメールで車種と色、ナンバーが送られてきた。
すぐに見つけられたので挨拶をする。
スポーツマンタイプみたいな精悍な顔立ちの愛想のいい感じのいけおじだった。
それだけでも少しホッとする。ただでさえ公道に出るのが30年ぶりなのだし、緊張も少しはしている。

免許証を見せようとしたけれど
「いらんいらん、乗って乗って」と促されたので早速乗り込む。

この間教習所で習ったことを思い出さなきゃ・・・
あれっどうやったかな??
乗り込んでからすることが思い出せない。
まごまごしていると、先生が教えてくれる。
座席位置の調整、ミラーの調整、エンジンのかけ方、シフトレバーの位置等々。
教習所の車と違っていたのが、サイドブレーキが左足にあることだった。

そうそう、普通の車ではあるが補助ブレーキがついている特別仕様車であることを付け加えておく。

では、出発!!駅前のロータリーをゆっくりと進行する。
道路に出る前に一旦停止、左右確認して右折。
先生は、私が動く少し前に次の指示を出してくれる。

交差点に差し掛かる。私は公道を走っていることにドキドキしていた。
赤・・・止まる。
「まず止まる位置は、前の車の後輪が見えなくなるくらいまで、これが適正な車間距離」
との指導。

青になったら右折する。
「歩行者いないか見てね〜、はいOK」とすぐに言われるので、
私はほとんどちゃんと見えていないが、先生がちゃんと見てくれているので安心だ。
後でミラーの見方を反芻して教えてくれる。

やはり公道は教習所と違って怖い。
二車線の隣の車は車線変更してくるし(当たり前だろ)
自転車は横を通るし(通らしてあげなはれ)

先生は、一つ一つ視線のポイントを教えてくれる。

そして、駐車を練習するポイントまでやってきた。
比較的交通量が少なめで、広くスペースを取ってあるところを選んでくれていた。
土地勘があって、そういった場所を知っているかどうかはめちゃくちゃ大事な要素よな。
知らなかったら商売はできぬ。

しかし、駐車・・・経験したことがない。
免許取り立てで乗った2回は駐車をせずに、父に任せた記憶。

先生の言われるまま何回練習したのか・・
結局その日は全くできないまま終わったのだった。

駐車苦手・・・



先生との合間の会話
「これ(このレッスン)受ける前、どっか(習いに)行った?」と聞かれたので
「教習所に行きました」
「なんぼやったん?」
「6600円です」
「あほやなぁ、あんなとこいっても意味ないで。一周ぐるっと廻るだけやし」
「いや、まぁ30年乗ってなかったから・・・」と言う私の声はかき消され
「いやぁぁぁもったいない」

でもほんとにそうかもしれないなぁと思った。
一発目にこのレッスンでも良かったのかも。
そんな時、人は失ったお金をビッグマックに換算するのはなぜだろう。
「ビッグマック10個以上食べられたわ」と。




まだまだつづきます。
















前のブログでは、私がなぜペーパードライバーから脱しようと思ったのかを綴った。
今回は、脱出方法を書いていく。


1)ペーパードライバー講習
「運転したい」を実行に移すべく調べたのは「教習所」である。
自転車やスクールバスでも行けそうな教習所で
ペーパードライバー講習を行っているところが何件かあったので価格を比較してみた。
1時限50分で税抜5500円〜7000円だった。
条件はだいたい同じで、2月〜3月は繁忙期で行っていないということだった。
高校卒業した生徒や転勤で住む場所が変わるなどで通わざるを得なくなっった人が多くなる時期だ。
私は12月だったので何とか間に合った。

その中から、私は自転車で25分程度で行ける教習所に決めた。
電話をして予約を取る。ワクワクしてきた。
当日、教習所の受付で「ペーパードライバー講習」であることを申し出ると
料金を支払い「講習時間の5分前に呼び出しあるので◯番の車のところに行ってください」と言われた。
時間が近づいてくると、実技講習を受ける人達がだんだん集まってくる。

「どんな先生かドキドキするなぁ」と思いながら車に向かう。
普通のやさしそうな先生だった。私より確実に若いと思うけれど。

まずご挨拶。その後、何年乗っていないのか?乗った回数を聞かれた。
正直に答える。「だいぶ乗ってないし、こんな歳からやるんか?」と思われているかもしれないが、どう思われてもいいくらい「車に乗れる」ことが嬉しい。
まずは運転席に乗り込むところから始まる。

座席ってこんなだったかな?意外と深く座れるなぁと思っていると
「まずは基本的なことからね、座席の調整の仕方はわかりますか?」
もちろん覚えてない・・・教えてもらう。
「なるほど」などと相づちを打ちながら確認する。
次にミラーの調整だ。
30年前からこうだったのか??あんまり覚えていないけれど
言われるがままに行う。
それからハンドル、レバー、アクセル、ブレーキ、サイドブレーキ、ワイパー、方向指示器の動かし方や各種機器類の見方をざっくりと教わる。

それからシートベルトを締めて、スタートボタンを押したら「まずは動かしてみましょう」
恐る恐るアクセルを踏む。
「おおー動いたぁ」感動。これが夢にまで見た運転。

教習所内をなんとか一周した。冬なのに汗を掻いている。
肩に力がはいっているのがわかる。

そんなガチガチな私を見てか先生は
「大丈夫、この中(教習所内)だったら、何とかなるから。」
と慰めるように言った。

何周かした後に、教習場内の中の方、
坂道発進のエリアに突入することになった。
数十年前に取ったときはミッション車だったが、今はほとんどがオートマチック車だろう。
坂道発進がメインイベントだったよなぁ。エンストしないようにすることとか下がらないようにとか散々練習したわ。
と感慨に耽っている間もなく、オートマ車で坂道を登って下る。
これ意味あるのかわからないけれど、
坂を下ってすぐに信号があるので、ちゃんと止まるかの練習なのかも。

それから、「ここに民家があると思ってください。見通しの悪いT字路のつもりで」と言われ右左を確認したり、信号のある交差点を曲がったりの練習を繰り返した。

そしてクランクやS字にも侵入した。苦手だったやつ。案の定脱輪・・・
車幅感覚を養うものだろうけど、実際にこんな事あるのか?と思いながらやっていたのでね。

そうこうしているうちに、あっという間に50分が終了した。
車を降りる前に先生からは「これからも頑張って練習して」と言われたので、おそらく及第点は取れていたと思う。(多分・・・)

感想は、怖かったけど楽しかった〜♪
やっぱりスピードを出すのが(って制限時速40㌔)怖い感じがした。
カーブの手前でブレーキ踏んで、カーブを過ぎたらアクセル踏んで(スローインファストアウト)という技法(?)が、18歳のわたしの脳裏に焼き付いていたが、やっと実践できた。
30年も要らない知識を後生大事に持っていて良かった。

この教習所での体験で得たものは、車に乗ってから動かし、止める時の一連の動作がわかったことだ。
まずスタートボタンを押して、シフトをPからDへ入れて、サイドブレーキを外す、止めるのはその反対。
それすら覚えていなかったから。

そして、30年前はキーを回していたけれど、今はスタートボタンなんだね。
遅すぎって・・・

帰りは火照った顔に心地よい冬風を受けながら自転車で帰った。
やり遂げた満足感があった。

さぁ次はどうする?

つづく・・・



昨年末から始めたことがある。
それは「運転」である。

私はれっきとした「ペーパードライバー」だったが随分前から「運転したい」とは思っていた。
「ペーパードライバー」歴は30ウン年。
運転免許証を初めて手にしてから、2回しか運転したことがなかった。

【運転したいと思うようになった理由】
1)秘境に行きたい
私は辺境の地や秘境にとても興味がある。
また、廃墟になった建物や廃線跡をまとめた本を見るのが好きである。
これは人によれば悪趣味と思われるかもしれないが、とても心惹かれるのだ。

そこにどんな人が住んでいたのか、どんな生活をしていたのか、どんな電車が走っていたのかに思いを馳せると心が震える想いがするのだ。

また廃線ではなくても一日に1人しか乗降客がいない駅とか「けもの道」を通ってしか辿り着けない駅とか、いわゆる秘境駅の本も集めていた。

しかし、そういった場所に一度も行ったことがない。
秘境駅は一応鉄道が通っているから鉄道で行けるから置いといても
廃墟や廃線跡は大体がド田舎の山ぶかいところにある。
そうなると、車に乗って行くしかない。
自分の行きたいところに行けるようになりたいというのが第一のモチベーションだった。

2)通勤に車を使う人達へのあこがれ
いっとき番になって生きていた頃、最寄り駅から25分以上歩くところに住んでいた。
マンションが多い地域だったが、多くは30年超の建物だった。
新築で家族で移り住んだ人達は、社会での役割を終え、通勤という生業をやめていった。
だからバスの本数が激減していた。より一層「車」が必要となる地域となっていった。

転職して近場で働くことになった。
駅から離れていて不便な場所にあった。
ほとんどの人が車で通勤していた。

女性が多い職場だったが、そこで私は壊滅的に仕事ができなかった。
仕事ができる人がいた。その人は既婚者で子供が3人いたが、車で通っていた。
帰り道、スーパーで買い物して帰るのだろう。
私を追い越していく「車」は、自転車を漕いで帰る私には眩しい存在に思えた。
だから、「仕事ができる」=「車に乗れる」になっていった。
病んでいる・・・

もうひとつ住んでいるマンションの前に工場があった。
車を使って通勤が当たり前だった。
ベランダから駐車場を眺めながら、「車に乗りたい」とずっと思っていた。
その工場は大企業だったから、経済的安定感とないまぜになっていて車が象徴だったのかもしれない。
病んでいる・・・

3)親が高齢になってきた
ありがちだが、両親が後期高齢者に達するようになってきた。
小田舎に住んでいるため車は必需品である。
80歳を迎えても免許は当然更新しておられる。
免許取り立ての私が2回乗ったのは実家の車だった。

昨年練習を始めるまで、実家に長い期間帰っていても、一度も運転したことがなかった。
何でかわからないが。車を運転したいと思ってからもいくらでも練習できたのに。

年老いてきた親を見ていると
「この人達が運転できなくなったら私が病院に乗せていってあげなきゃ」
という謎の使命感によって、やっと実行する段になった。
今も一緒に住んでいないが、時が来たら私は嫌いだった小田舎に戻ると思う。


このように、私の運転したい熱はどんどんと高まっていったのだが、
さて、行動にどう移すかは次回に。







You TUBEで「失敗談」と検索すると
2chのまとめとかガルちゃんのトピまとめとか色々出てくる。

人の失敗を観ていると面白い反面、心がキューっとなるようなものもある。

【失敗の分類】
失敗は大きく分けて3つあると思う。
1)人の命に関わるもの
一つは医者、看護師、介護士、保育士等、人の命を預かっているいわゆるエッシャンシャルワーカーの失敗。
点滴、薬、アレルギー食・・・等、対象者に誤ったものを提供する。また、誤診もある。つまり死に直結する失敗ということである。即死もあるが数ヶ月、数年経って分かるというのもある。

こういった仕事をされている方は心から尊敬する。

食品を扱う工場、商店なども、一つの失敗が死に至らしめることもあるし、健康被害を長くもたらすものもある。

大事なことは笑って済ませられないことだ。
YouTUBEにはもちろん、命に関わる失敗を笑って済ませるようなものはない。
例え一時的にUPされていても、すぐに消されるのではないかと思う。

2)お金に関わるもの
二つ目はお金に関わるものである。
発注を大量にしてしまった、振込先を間違えた、が二大巨頭である。
逆に発注し損ねたとか少なかったとか機会ロスもある。

私自身はこの失敗が一番多い。
性格的に気が小さいので、機会ロスが多い。
ああ、これを発注しておけば売上が上がったのにぃぃという失敗。

それから、税金を減らすための申請しを期日までにしていなかったため、お客様に迷惑を掛けたこともある。

しかし、人の生き死にに比べたら可愛いもんだ。


3)人の感情に関わるもの
三つ目は、悪口を言っていたら後ろにその人がいた、誰もいないと思っておならをしたら好きな人が後ろにいた、とか。
あちゃーっていうやつ。憎まれたり、恥ずかしかったりで顔が赤くなるもの。
これはシチュエーションによるけれど、死よりまし。


【失敗への対処法】
さて、失敗の対処法の始めは、すぐに報告相談することだと思う。
(上記、失敗の種類の3)は違うけれど)
気づいたらできるだけ速やかに。

次に、影響範囲を調べること。拡大しないようにするために。
例えば、私の失敗の「申請漏れ」であれば、他の案件も同様のものがないか確認すること。

続いて、一次対応で対象者への連絡、謝罪。二次対応で救済策を考えてやってみる。

その後、原因を探ること。(緊急度にもよるが)
一つの失敗の背景には「5つ以上の原因がある」と私は思っている。
先ほどの例で言えば、
1)その期日でなければならないことを知らなかった
2)受注してから○日以内に申請する必要があると思い込んでいた。
3)案件を一覧にして会議で確認していたが指摘ができない雰囲気だった。
4)部内全員が就業後、1年以内のひよっこだった。
5)私ならできると私も部内のほとんどの人が思っていた。

自分自身を顧みることはもちろんのこと、周囲の思い込み、場にみちる雰囲気等も洗い出す。
人のせいにすることなく、というのも重要だ。あくまで客観的に。

これが対応策につながる。
そして、原因を共有することによって、同じような失敗を組織的に繰り返さないようにする。


【失敗しても人生は続いていく】
数々の失敗を重ねてきたが、私は焦る気持ちの隅っこの方でこう思っている。
「失敗しても10年後の私は笑っているはず。人生は続いていく」
これは経験からくる実感だ。
(ただし、命の失敗は除く。私には経験がない)

思い出してください。
あなたのあの失敗、この失敗、笑えませんか?
あれがあったから成長したとか仕事ができるようになったとか。

だから、「失敗」で死ぬとか絶対にしないでください。

きっとその失敗はあなたの糧になるし、それを話すことで誰かを励ますことになるかもしれないから。
YouTUBEのように。








このページのトップヘ